子供が何かできるようになったとき、どうやって褒めるかって難しいですよね。
大人はついつい結果に反応してしまいがちですが、ぜひ結果までたどり着いたプロセスの方を褒めてあげてください。
再現性のあるプロセスが子供の大きな財産になります。
子供のゴールは幸せに生きること
有名な数学者 ジョン・E・リトルウッドは次のように残しています。
“試験は本当の数学ではなく、次の段階に進むために勝たなければいけない技巧的ゲームである”
子供にとってのゴールは、目の前のテストや、受験で結果を出すことではなく、将来自己実現して幸せに生きることです。
目線は手元でなく、未来へ向けましょう。
プロセスは未来へつながる
“テストで良い点を取った”みたいな結果は一つですが、なにか一つのことを達成する過程(プロセス)には再現性あります。
例えば料理でいうと、“お店で食べた美味しい料理”は家に帰ったあと再現できませんが、”料理教室でレシピを学んだ美味しい料理”は家でも再現できます。美味しい料理という結果は1度きりで終わってしまいますが、レシピというプロセスは何度でも実行できるんですね。
目の前にある結果一つと、将来より大きな結果に繋がる再現性のあるプロセスのどちらが子供の未来にとってより大きな価値を持つのかは、言うまでもありません。
なので例えばテストでは、テストで良い点数が取れたことではなく、テストで良い点数が取れるように計画したことや工夫したことを聞き、それを褒めてあげるようにしましょう。
我が家では長男が公園のうんていができるようになったので、”できなかったうんていを諦めないで努力し続けたことが凄いね!”と褒めました。できないことができるようになったプロセスは、将来子供をより大きな成果へ導いてくれます。
まとめ
子供が何かできるようになったときは結果でなくそこまでたどり着いたプロセスを褒めてあげましょう。
プロセスは未来の子供をより大きな成果へと導いてくれます。
目線を高くして、未来の子供を応援していきましょう。
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