子供が育っていくうえで、家庭の肌感とテンションは大切です。
家庭の雰囲気や人のテンションは目に見えなくて、部屋の気温や湿度みたいに数字で測れるものでもないんだけど、けっこう人の動きの質を左右します。
仕事していると、うまくいくプロジェクトと失敗するプロジェクトの空気、会話は明らかに違いがある。成功するプロジェクトはやってて楽しいし高い個人の熱量があったりします。会議で決める事が明確でテキパキ進んだり、事前に連絡がいっていてそれに対してコメントが適切なタイミングでついたり、それでいて”ありがとう”や”助かった”みたいな言葉が多くある。そういうポジティブな空気感によって個人の仕事の集中力があがったり、会話や相談が密にできるので失敗の芽が叩けているので上手くいくんです。
これは家庭でも同じで、なるべく子供が集中できて、相談しやすいる雰囲気づくり、テンション作りを意識することが大切になってくる。
家庭の雰囲気がよければ、子供だけじゃなくて、親も少し楽になるとおもいます。
家庭のテンションを上げるために心掛けたいことを3つ紹介します。
ポジティブな言葉を使う
〇〇したら失敗する んじゃなくて □□したほうが成功する のほうが言葉として良い。
例えば、子供がコップを運んでいるとき、”こぼさないようにするんだよ!”ではなく、”なるべく平にして運ぶんだよ!”っていう言葉が大事になる。
部屋が汚くなったときに、”お片付けしなさい!”というのではなくて、”お部屋をきれいにしようか”っていう言葉選びが大事になる。
成功するイメージを描けるような言葉を選ぶと子供のテンションもあがるし、親の心持もポジティブになるので、家庭全体のテンションがあがる。
体温と体重を乗せて褒める
やっぱり褒めるって大切なんだけど、おべんちゃらと本気の褒めるがあって、差が難しい。
私の中でその差分は、体温と体重が乗っているかどうか。
体温と体重をのせるためには、わかりやすい結果みたいなうわべでなくて、経過や本質を見て褒めるのが大切になってくる。
例えば、おもちゃの散らばった部屋を片付けしているときに、今まではおもちゃをカゴまで持っていってた子供が、カゴを持ちながらおもちゃを集め始めたとき。
これは子供なりに考えて、カゴをもってやったほうがやりやすくて速いなっていう工夫で、昨日よりも明らかに一歩進んでる。
だから、”片づけちゃんとできて凄いね”、じゃなくて、”カゴ持って片づけする工夫を考えたの凄いね!”って褒める。
すると子供達は嬉しそうに笑って、テンションはやっぱりあがってくる。褒めている親も、子供の成長を心から感じられるからテンションがあがってくる。そうすると家庭のテンションが上がってくる。
“ありがとう”の言葉も忘れずに。
リセットの時間、一人の時間を持つ
私たち親はふつうの大人なので、テンション上げられないなってときもある。常に子供と一緒にテンション高くいるってことを維持できないよっていうときがある。
だからたまには一人で外出してリセットがいると思う。
夫婦交代で子供を見て、ちょっと買い物に行ったり、お茶をしたり、運動したりっていう時間があるとほっとする。
私は週一回3時間ぐらい一人でジムに行く時間をもらってる。嫁も週に一回ヨガに行ったりしている。一人で運動して家に帰った後は、トランプやったり、本をよんだり、いつもよりも子供と集中して遊べる。
一人でリセットをする時間は、家族と楽しく過ごすために大切になってくる。
まとめ
子供が育っていくうえで、家庭の肌感とテンションは大切な要素です。
ポジティブな言葉で、体温と体重を乗せて褒めて家庭のテンションを上げましょう。
でもやりすぎると疲れちゃうので、一人の時間も大切に。
なるべく子供が集中できて相談しやすい雰囲気作り、テンション作りをすると、子供だけじゃなくて、親も毎日が少し楽になると思います。
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