幼稚園児の子供と動物を飼ってみたいけど、何がいいんだろう? イモリなんてどうだろう?って思っている方向けの記事です。
イモリを飼うことになった経緯
最初幼稚園の息子たちが、犬を飼いたいと言い始めました。どうやらお友達の家で飼っているので、羨ましくなったようです。
息子達に命の大切さと、動物育てる事の面白さと大変さを教える良い機会なので、動物を飼うことには賛成しました。
ただいきなり犬になってしまうと、動物の飼育が合わなかった時に大人の負担が高いので、子供の本気度を見定めてからにしたいです。
まずは金魚みたいな水槽で飼えるもので、毎日餌をあげたりして、動物を飼えるっていう実績を作る事が必要だよ。と息子に説明して、ペットショップへ向かいました。
ペットショップで適度な飼育難易度の動物を聞いてみたところ、カメは大きくなってしまうし、ハムスターは嫁さんが断固却下したため、イモリに落ち着きました。
店員さんから教えてもらったイモリの特徴と値段
イモリは飼育が比較的簡単で、子供が飼育するのに向いています。
●カメのように水槽に入らないぐらい大きくならない。
●基本的に丈夫なので温度管理など難しい飼育は不要。寿命は長いと20年ぐらいになる。
●餌は人工のモノでだいじょうぶ
●ただし皮膚病になりやすいので水をこまめに変えてあげること(ブクブクするろか装置をつけなければ毎日、付ける場合は月1回ぐらい)
●両生類なので、岩などを水槽に入れてあげて陸地と水を作ってあげる必要がある。
●同じ空間に2匹いても喧嘩や共食いなどの問題がない。
子供に動物の飼育を教える事が目的のため、ろか装置は付けずに毎日水を変えてもらうことにしました。
値段はイモリが一匹400円で、水槽、藻、岩と、カルキ抜きの液、エサを合わせても2500円ぐらいで一通りそろえる事ができました。
飼ってみて分かったことですが、イモリはカゴのスミを登ったりするので、脱走しないようフタ付きの水槽がいいです。
子供達の反応
3歳/5歳の息子達は、1匹づつ名前を付けました。
太っているほうが ”たん”で やせているほうが ”じゅう”になりました。由来は不明ですが、愛着はかなり沸いているよう。
朝起きると毎日挨拶をしてエサをやり、昼頃には水を変えています。
イモリはかなり丈夫で子供達が少し掴んでも大丈夫なので、別の水槽に移したりするのは息子達にやってもらっています。水のカルキ抜きは分量が細かいので親がやっています。
絵もかいたりしています。
お腹のオレンジ色の特徴が良く書けています。折れないように段ボールに張ったようです。
思っていたよりも丁寧に面倒を見ている息子達をみると、成長を感じます。
イモリを飼うメリット
①両生類がどんなものかが体感できる
実はイモリは普段あまり見ない両生類です。結構両生類と爬虫類の見分け方って難しいと思うんですけど、イモリを飼う事で、水の中/陸上両方で暮らして、皮膚呼吸するために皮膚が濡れているのが両生類なんだっていう事を体感できる良い機会です。
意外とよかったなーと思います。
②丈夫なので子供達でも触ることができる
金魚などと違って手で触れることができるので、水の交換も楽しく行う事ができています。見るだけでなく、触覚も刺激されるので、より愛着をもちやすい生き物だと思います。
③子供でも飼うことができる
散歩や温度管理など子供ができない作業が少ないのがいいです。水のカルキ抜き以外の全作業を子供が自分でやることができるので、動物を飼うことの苦労と楽しさを感じることができます。エサやりも1日一回でいいので、習慣化しやすいです。
まとめ
子供に動物を飼うことの難しさと楽しさを教えるために、イモリを飼い始めました。飼育自体も結構簡単で、子供達も楽しそうにやることができます。
初めて動物を飼う際にはおススメの動物です。
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