普段から何かをやるときに自分で”できること”と”できないこと”を分けておくって結構大切ですよね。子育てについても同じなんじゃないかなーって思ってます。
例えばなんですけど、大きな地震って怖いじゃないですか。
大きな地震が起きないようにするのは自分ではできないことですよね。
だからといって私達も危険に対して無防備でいるわけにはいきません。
だから大きな地震が来ても影響が少ないように非常食やランタンを準備したり、避難所や集合場所を確認したりして、備えて、危険度を少しでもさげます。これは自分でできることです。
子育ても一緒で、最終的な価値観や人生の選択は子供自身が決めることで、親は口出しできないことですが、何も教えずに放置するのは危ないので、習慣や考え方を教えたり、環境を提供したり、アドバイスしたりするのが親ができることなんじゃないかなって思います。
このあたりの思考って結構会話にでます。たとえば毎朝子供とサッカーを練習しているのだけど、そもそも私自身がサッカー得意じゃなくて練習に苦労していることを話すと、返ってくるパターンは大体3つに分けられるんです。
①スポーツの重要性にフォーカスする
例:スポーツって色々学べるし小さいうちからやっておいたほうがいいよね!部活で色々教わったよね!
②大人になってから新しいことを始めることにフォーカスする
例:大人になってから新しいスポーツやるのは大変だけど面白いよね!ユーチューブとか新しい手法を学ぶツールとしてめっちゃいいよね!
③子供の未来のこと
例:子供をプロサッカー選手にでもするつもり??
勿論話の流れとかもあるんだけど、③の言葉を選ぶ感覚は実は結構あやういなって思う。子供の未来を決めるのは親にはできないことだから。
私は運動習慣を身につけること、何かを上達するプロセスをスポーツで教えることが目的でサッカーをやっていて、プロスポーツ選手になってほしいとは思ってません。
#子供と一緒にサッカーを楽しんでいるのは認めます。めっちゃ楽しい!
スポーツだけじゃなくて、仕事や、学業の面でも、子供の未来にたいして親ができること、できないことの線引きは結構重要な考え方なんじゃないかなって色々はなしていて感じています。
自分なりの線引きをしておくと、より前向きに子供と付き合えるかもしれません。
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