アメリカのサンノゼに赴任予定のため、息子たちの学校と幼稚園について調べました。
小学生以下のお子さんと一緒に赴任する方の参考になればと思います。
日本人学校 or 現地校?
よく海外赴任のときに日本人学校に行くか、現地の学校に行くかみたいな議論を見かけますが、その前に、そもそも日本人学校が現地にあるかどうか?を調べましょう。
サンノゼには日本人学校が無いので、基本現地校になります。
アメリカには5校しか日本人学校がないみたいで、思ってたよりも少ない印象を受けました。シカゴやニューヨーク、ロサンジェルスのあたりにはあるようです。あと調べていた中で、現地の補習校を3つぐらい発見した。空きがあれば、現地校+日本語補修校みたいになるのかな。補修校これはまたの機会に調べることにします。
現地学校になることが分かったので、アメリカの学校についての理解を深めていく。
そもそも、アメリカの学校や学年って日本と同じなの?
6月で5歳になる息子と、8月で7歳になる息子たちは、いったいどの学校、どの学年に入るのかの確認から始めます。
アメリカの子供の教育施設は、プリスクール(Pre)、キンダーガーデン(K)、エレメンタリースクール、ミドルスクール、ハイスクールの5つです。日本でいうところの、幼稚園、小学校、中学校、高校 のような位置づけです。
また日本とは在学年数が異なっていて、アメリカではエレメンタリースクールは5年で、ハイスクールが4年になっています。
次に年齢(歳)の扱い方が地域によって異なるので、調べましょう。日本だと4月1日時点で満年齢が使われますが、アメリカのカリフォルニア州では9月1日時点の満年齢が使われるようです。
つまり我が家の息子達は、長男は8月で7歳になるのでエレメンタリースクールの2nd 、次男は6月で5歳になるのでキンダガーデンのようです。
長男がギリギリ2ndから始まってしまうのが気になりましたが、アメリカでは普通に子供の学年を一つ下げる選択ができるようです。フレキシビリティの高さにびっくり。
おそらく算数などは簡単になってしまいますが、自宅でも親が教えられるよう教材を準備していけば良いので、まずは英語をじっくり1stからやるのがいいのではと思ってます。いったん選択できることまでは分かったので、学年はもう少し現地の人たちの様子やカリキュラムを調べてから決めることにしよう。
余談ですが、小学生は英語の補講であるEnglish Learned Development(ELD)が毎日30分あるっぽい。助かる。
おそらく長く通うことになるエレメンタリースクールについてどうやって選ぶのかの理解を深めていきたい。
エレメンタリースクールは基本的に日本と同じ学区制だけど・・・
アメリカの公立のエレメンタリースクールには3種類ありそう。
パブリックスクール(Public school)・・・政府管理のプログラムで教育する指定学区の学校。
チャータースクール(Charter school)・・・国や州の管理なしの自由度高いカリキュラム 学区外OK
マグネットスクール・・・科学やテクノロジーなど、特化型カリキュラム 学区外OK
一般的にはパブリックスクールのようなので、学校は住む場所の学区によって決まるみたい。このあたりは日本と一緒だ。
ただ、違う所もいくつかあって、
①小学校によってレベルの差が大きいため、良い学校の学区内に住宅を探す必要がある。
②定員数が決まっているため、住居学区の学校に空きがない場合は、他の学校に入るケースがある。
③基本的に子供には親同伴なので、送り迎えも要る。
これらのルールを加味すると、住む家の学区の学校だけじゃなく、地域のレベルが高いところに住んでおくのが安全だと推定される。
というわけで各市の学校レベルを調べてみる。
サンノゼ周辺の学校レベルを見てみた
サンノゼ周辺の市分けはこんな感じになってる。
(参考)http://www.arukikata.co.jp/netmagazine/silicon-valley/11towns.html
マウンテンビューがGoogle 、クパチーノがAPPLEがあったりする地域ですね。
このあたりでGreat!schools.orgで調べると、各学校のスコアのレベルが見れる。どうやら8以上がかなりレベルの高い学校らしい。
たとえば、サンタクララ市がこんなかんじで…
ブログなんかでもよく見る、クパチーノ市がこんな感じ
なるほど。クパチーノ市は学校の地域レベルが高いので、万が一学区の学校に空きがなくて、他の学校に回されても大丈夫なのか。人気がある理由がわかったきがするな。
予算とも相談だけど、子供の安全と教育は優先度が高いので、クパチーノで良い物件ないかを探す方向で、これから見ていくことにする。
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